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テストステロン
testosterone, serum
分類 | 内分泌学的検査 - 性腺・胎盤機能検査 |
検査コード | 2622-000000 |
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JLAC10 | 4F065-0000-023-053-01 |
検体量 | 血清 0.4mL | 採取容器 | A1 |
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保存条件 | 冷蔵 | 所要日数 | 1~3 |
検査方法 | ECLIA法 | 基準値 |
男:1.31~8.71 女:0.11~0.47 ng/mL |
実施料 | 119点 | 判断料 | 生化学的検査(Ⅱ)(144点) |
保険収載名 | テストステロン |
検体取扱・備考
[出検時の注意]
1)検査依頼書に性別を明記してください。
2)負荷試験の場合は、検査依頼書に負荷時間を明記してください。
臨床的意義
・テストステロンは、男性ホルモン作用の最も強力なアンドロゲンです。
・男性のテストステロンの大部分は精巣で産生され、女性のテストステロンは60%が副腎から分泌されます。
・テストステロンは血中では大部分が性ホルモン結合グロブリン(SHBG)と結合していますが、1~3%が生理活性を持つ遊離テストステロンとして存在し細胞内に入り、機能を発揮します。
・テストステロンの作用としては、男性性器発育と機能維持、蛋白同化作用、脂肪異化作用、体毛発育などがあります。
異常値を示す主な疾患・状態
・異常高値:男性ホルモン産生腫瘍(副腎、性腺)、多嚢胞性卵巣症候群、先天性副腎皮質過形成
・異常低値:視床下部下垂体機能低下症(Kallmann 症候群、ゴナドトロピン単独欠損症、Prader-Willi 症候群、Laurence-Moon-Biedl 症候群、プロラクチノーマ、その他の下垂体腫瘍)、原発性性腺機能低下症(Klinefelter 症候群、Reifenstein 症候群、del Costillo 症候群、睾丸無形成、Turner 症候群)、思春期遅延、肝硬変、腎不全
検査値に影響を及ぼす要因
・特になし