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オステオカルシン(BGP)
osteocalcin (bone Gla protein)
分類 | 内分泌学的検査 - 副甲状腺・骨代謝関連検査 |
検査コード | 2651-000000 |
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JLAC10 | 4Z280-0000-023-053-01 |
検体量 | 血清 0.5mL | 採取容器 | A1 |
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保存条件 | 必凍 | 所要日数 | 3~6 |
検査方法 | ECLIA法 | 基準値 |
男:8.4~33.1 閉経前:7.8~30.8 閉経後:14.2~54.8 ng/mL |
実施料 | 157点 | 判断料 | 生化学的検査(Ⅱ)(144点) |
保険収載名 | オステオカルシン(OC) |
検体取扱・備考
[検体採取上の注意]
ビオチンを1日5mg以上投与している患者からの採血は、投与後少なくとも8時間以上経過してから実施してください。
臨床的意義
・オステオカルシンは、骨芽細胞によって生成される骨基質蛋白です。
・ビタミンK依存性で分子中のグルタミン酸がγ-カルボキシル化を受け正常に機能するようになるので、BGP(Bone Gla Protein)とも呼ばれています。
異常値を示す主な疾患・状態
・異常高値:副甲状腺機能亢進症、甲状腺機能亢進症、骨折、Paget 病、高回転型骨粗鬆症、悪性腫瘍の骨転移、成長期
・異常低値:副甲状腺機能低下症、甲状腺機能低下症、Cushing 症候群、低回転型骨粗鬆症
検査値に影響を及ぼす要因
・各種薬剤の投与で影響を受ける
・日内変動あり:夜間高値
保険点数
注 釈 | オステオカルシンは(OC)、続発性副甲状腺機能亢進症の手術適応の決定及び原発性又は続発性の副甲状腺機能亢進症による副甲状腺(上皮小体)腺腫過形成手術後の治療効果判定に際して実施した場合に限り算定できる。 I型コラーゲン架橋N-テロペプチド(NTX)、オステオカルシン(OC)、デオキシピリジノリン(DPD)(尿)を併せて実施した場合は、いずれか1つのみ算定する。 |
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包括など | 生化学的検査(II)〔内分泌学的検査〕包括 |