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HCV群別(HCVグルーピング)

antigenicities of group 1 and group 2 hepatitis C virus 

分類 免疫血清学的検査 - 肝炎ウイルス検査

検査コード 2674-000000
JLAC10 5F360-1406-023-052-14 
検体量 血清 0.6mL  採取容器 A1
保存条件 冷蔵  所要日数 3~6 
検査方法 CLEIA法  基準値 判定基準:   基準値関連  
実施料 215点 判断料 免疫学的検査(144点) 
保険収載名 HCV血清群別判定 

臨床的意義

・C型肝炎ウイルスは、国際分類により1~6 までの6 型に大別されますが、日本国内に分布している多くのHCVは特異抗体による群別の1群と2群のいずれかに属します。
・それぞれの群別によりインターフェロン治療法の治療成績が異なることから、群別判定は治療効果の予測や治療方針の決定に役立てることができます。
・わが国で検出される1群HCVのほとんどの遺伝子型が1b型です。
・2群HCVの内約80%の遺伝子型は2a型、20%は2b型です。
・一般に1b型はインターフェロン治療に抵抗性です。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常値:C型肝炎のうちの1群(1a型、1b型)、2群(2a型、2b型)あるいは両群による混合感染

検査値に影響を及ぼす要因

・特になし

保険点数

注 釈 HCV血清群別判定は、C型肝炎の診断が確定した患者に対して、C型肝炎の治療法の選択の目的で実施した場合に、患者1人につき1回に限り算定できる。

包括など 免疫学的検査〔肝炎ウイルス関連検査〕包括