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ヒトパルボウイルスB19抗体 IgM
parvovirus B19 antibody, immunoglobulin M
分類 | 免疫血清学的検査 - 感染症関連検査(ウイルス) |
検査コード | 2778-000000 |
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JLAC10 | 5F011-1432-023-023-33 |
検体量 | 血清 0.4mL | 採取容器 | A1 |
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保存条件 | 冷蔵 | 所要日数 | 3~6 |
検査方法 | EIA法 | 基準値 |
0.80 未満 (-) 判定基準: 基準値関連 |
実施料 | 200点 | 判断料 | 免疫学的検査(144点) |
保険収載名 | グロブリンクラス別ウイルス抗体価(1項目当たり)(IgM型ヒトパルボウイルスB19) |
検体取扱・備考
参考資料
臨床的意義
・ヒトパルボウイルスB19 は伝染性紅斑(リンゴ病)の原因ウイルスです。
・飛沫感染または接触感染が主で、通常小児期に感染が起こり、15歳までに半数がIgG抗体を獲得します。
・母体から胎児への垂直感染は、胎児水腫や流産、胎児死亡などを引き起こすことから、確定診断が必要となります。
・本検査は、ヒトパルボウイルスB19 に対するIgM抗体をEIA法により測定する血清学的検査です。
異常値を示す主な疾患・状態
・異常値:伝染性紅斑、その他のヒトパルボウイルスB19感染症
検査値に影響を及ぼす要因
・特になし
保険点数
注 釈 | グロブリンクラス別ウイルス抗体価は、下記の項目のウイルスのIgG型ウイルス抗体価又はIgM型ウイルス抗体価を測定した場合に算定する。ただし、ヒトパルボウイルスB19 は、紅斑が出現している15 歳以上の成人について、このウイルスによる感染症が強く疑われ、IgM型ウイルス抗体価を測定した場合に算定する。 ヘルペスウイルス 風疹ウイルス サイトメガロウイルス EBウイルス 麻疹ウイルス ムンプスウイルス ヒトパルボウイルスB19 水痘・帯状疱疹ウイルス 同一ウイルスについてIgG型ウイルス抗体価及びIgM型ウイルス抗体価を測定した場合にあっては、いずれか一方の点数を算定する。 ウイルス抗体価(定性・半定量・定量)と併せて測定した場合にあってはいずれか一方の点数を算定する。 同一検体についてグロブリンクラス別ウイルス抗体価を行った場合は2項目を限度として算定する。 |
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