臨床検査項目の検索結果
特殊染色標本作製
specific stain for histodiagnosis
分類 | 病理学的検査 - 病理組織検査 |
検査コード | - |
---|---|---|---|
JLAC10 |
検体取扱・備考
[出検時の注意]
専用の病理組織検査依頼書を添えてご提出ください。
専用依頼書に検体情報(臓器数(3臓器を上限)、採取個数、容器個数)、検査項目(1項目のみ)、検査材料(6材料を上限)、臨床診断、臨床所見を詳しく記載してください。
専用依頼書に必要な情報が記載されていない場合には、正確な病理組織検査結果が得られない場合がございますので予めご了承ください。また、お問い合わせさせていただく場合がございます。
組織材料が充分に入る広口の容器に組織の10倍量を目安とした20%ホルマリン液(約7.4%ホルムアルデヒド含有水溶液)を入れてご提出ください。ホルマリン濃度等による固定が適正でない場合は、正確な病理組織検査結果が得られてない場合がございます。
病理組織検査上、必要な場合は特殊染色を追加させていただく場合がありますので、予めご了承ください。
切り出し・再固定・脱脂・脱灰等の処理、または、特殊染色を実施した際には、報告日数が遅延することがありますので予めご了承ください。
コンサルテーションの必要が生じた際には、報告日数が遅延することがありますので予めご了承ください。
病理解剖材料の病理組織検査は受託しておりません。
なお、セカンドオピニオンに相当するものは受託できません。
参考資料
臨床的意義
・病理組織検査では、基本的にヘマトキシリン・エオジン(HE)染色を用いていますが、さらに、目的に応じて特殊染色(広義)を行う場合があります。
・粘液、線維、脂肪、鉄などの特定の成分を染めて病変の広がりや性質を特定する特殊染色(狭義)、細胞が発現する蛋白質を抗原抗体反応により染色し、それぞれの細胞の由来、増殖の速さなどを推測する免疫染色(免疫抗体法)があります。
・本項目は狭義の特殊染色です。
異常値を示す主な疾患・状態
・異常所見:各種疾患
検査値に影響を及ぼす要因
・特になし