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便ヘモグロビン定性  【ラテックス法】

hemoglobin, feces 

分類 一般検査 - 糞便検査

検査コード 3105-000000
JLAC10 1B040-1301-015-062-11 
検体量 糞便  採取容器 K5
保存条件 冷蔵  所要日数 1~4 
検査方法 ラテックス法  基準値 (-)    
実施料 37点 判断料 尿・糞便等検査(34点) 
保険収載名 糞便中ヘモグロビン定性 

検体取扱・備考

検体の採取方法については、各専用容器の添付説明書をご参照ください。

[便検体採取上の一般的注意]
検査に用いる便には、一般的に新鮮な自然排泄便が望まれます。
他に浣腸便、採便管による便がありますが、浣腸便の場合はグリセリン部分を避けて採取してください。
また便器や洗浄水に接していない部分を採取してください。

出血状態、採便部位の違いなど検査結果の変動要因がありますので、2日間もしくは3日間の連続検査の実施が望まれます。

臨床的意義

・ヒトヘモグロビンに対して特異的性・検出感度ともが高く、下部消化管由来の出血を効率よく拾い上げることが知られていますが、腸内細菌による分解によって偽陰性化する場合があります。
・主に大腸がんのスクリーニングに用いられます。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常値:大腸癌、大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎、Crohn 病、大腸潰瘍、急性大腸炎、腸閉塞、寄生虫感染、細菌性大腸炎、原虫感染など

検査値に影響を及ぼす要因

・便器洗浄剤が混入した場合、偽陰性

保険点数