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便ヘモグロビン&トランスフェリン 【イムノクロマトグラフィー法】

hemoglobin and transferrin, feces 

分類 一般検査 - 糞便検査

検査コード 3108-000000
JLAC10 1B042-1301-015-190-11 
検体量 糞便  採取容器 K3
保存条件 冷蔵  所要日数 2~4 
検査方法 イムノクロマトグラフィー法  基準値 (-)    
実施料 56点 判断料 尿・糞便等検査(34点) 
保険収載名 糞便中ヘモグロビン及びトランスフェリン定性・定量 

検体取扱・備考

検体の採取方法については、各専用容器の添付説明書をご参照ください。

[便検体採取上の一般的注意]
検査に用いる便には、一般的に新鮮便が望まれます。

出血状態、採便部位の違いなど検査結果の変動要因がありますので、2日間もしくは3日間の連続検査の実施が望まれます。

臨床的意義

・トランスフェリンは、血中濃度がHb の約1~2%とごく微量ですが、安定性が高く、便中の細菌等の影響を最も受けにくいといわれていますので、便秘がちの方に有用です。
・トランスフェリンの測定は単独で行われることは無く、ヘモグロビンと同時に測定することによって、偽陰性の回避に有効と考えられています。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常値:大腸癌、大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎、Crohn 病、大腸潰瘍、急性大腸炎、腸閉塞、寄生虫感染、細菌性大腸炎、原虫感染など

検査値に影響を及ぼす要因

・便器洗浄剤が混入した場合、偽陰性