臨床検査項目の検索結果
精液検査(精子濃度,精子正常形態率,pH)
semen
分類 | 一般検査 - 精液検査 |
検査コード | 3192-000000 |
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JLAC10 | 1Z992-0000-060-920-00 |
検体量 | 精液 | 採取容器 | U2 |
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保存条件 | 冷蔵 | 所要日数 | 1~2 |
検査方法 | 精子濃度:Thoma法,精子正常形態率:鏡検法,pH:試験紙法 | 基準値 |
精子濃度:15 以上(×10^6/mL) 精子正常形態率:設定なし pH:7~8 |
実施料 | 70点 | 判断料 | 尿・糞便等検査(34点) |
保険収載名 | 精液一般検査 |
検体取扱・備考
[出検時の注意]
コンドームでの提出では検査できません。
[検査方法]
精子数:Thoma法
奇形率:鏡検法
pH:試験紙法
臨床的意義
・精子数:精子数の正常値ないしは妊孕能成立のための最低数に関しては、報告者により差が非常に大きく、当社では50×106/mL以上を採用しています。
・精子数の低値は男性不妊の一因となります。
・奇形率:精子の形態異常の形としては、頭部、体部、尾部と発育過程の異常の四つに区分されます。これらの中では、頭部の異常形態が最も多く、40~45%以上の奇形精子が含まれている場合は男性不妊となる例が多くなります。
・正常では、奇形精子含有率は15%以下であるとされており、奇形率が上昇すると受精率は低下し、妊娠が成立しても流産する場合も少なくないと報告されています。
・pH:正常精液のpHは7.05~8.02で、正常例と無精子症とではほとんど差が認められません。しかし、不妊男子の精液は一般にpHが低いとの報告があります。
異常値を示す主な疾患・状態
・異常所見:男性不妊
検査値に影響を及ぼす要因
・特になし
保険点数
注 釈 | 精液一般検査の所定点数には、精液の量、顕微鏡による精子の数、奇形の有無、運動能等の検査の全ての費用が含まれる。 |
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