臨床検査項目の検索結果
尿一般定性 蛋白
uric protein, qualitative
分類 | 一般検査 - 尿検査 |
検査コード | 3242-000000 |
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JLAC10 | 1A010-0000-001-911-11 |
検体量 | 尿 10mL | 採取容器 | U1 |
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保存条件 | 冷蔵 | 所要日数 | 1~2 |
検査方法 | 試験紙法 | 基準値 | (-) |
実施料 | 0点 | 判断料 | なし |
保険収載名 | 尿中一般物質定性半定量検査 |
臨床的意義
・試験紙により尿蛋白の有無を調べる検査です。腎・尿路系疾患のみならず全身性疾患のスクリーニング、診断、治療経過判定に有用な簡便法で、健診項目としても多用されています。
・尿蛋白は健常人の尿中にはごく微量(数十mg/day)が排泄されていますが、この程度では試験紙法では陰性です。1日総蛋白排泄量が150mg以上を一般的に病的蛋白尿と呼びます。
・本検査は主にアルブミンに特異的であり、IgGやベンスジョーンズ蛋白は高濃度(250mg/dL以上)にならないと検出されません。
異常値を示す主な疾患・状態
・異常値:急性・慢性糸球体腎炎、ネフローゼ症候群、腎盂腎炎、IgA腎症、心不全・発熱・過労、そのほか全身疾患の腎病変を伴うとき
検査値に影響を及ぼす要因
・高アルカリ尿で(pH7.5以上)で偽陽性
・高酸性尿(pH3.0以下)で偽陰性
保険点数
注 釈 | 尿中一般物質定性半定量検査について 検体検査を行った場合は所定の判断料を算定できるものであるが、尿中一般物質定性半定量検査を実施した場合は、当該検査に係る判断料は算定できない。 尿中一般物質定性半定量検査とは、試験紙、アンプル若くは錠剤を用いて検査する場合又は試験紙等を比色計等の機器を用いて判定する場合をいい、検査項目、方法にかかわらず、1回につき所定点数により算定する。 尿中一般物質定性半定量検査は当該検査の対象患者の診療を行っている保険医療機関内で実施した場合にのみ算定できるものであり、委託契約等に基づき当該保険医療機関外で実施された検査の結果報告を受けるのみの場合は算定できない。ただし、委託契約等に基づき当該保険医療機関内で実施された検査について、その結果が当該保険医療機関に対して速やかに報告されるような場合は、所定点数を算定できる。 |
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