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マイコプラズマ培養
culture, Mycoplasma
分類 | 微生物学的検査 - その他 |
検査コード | 3471-000000 |
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JLAC10 | 6B405-0000-061-742-11 |
検体量 | 喀痰 1.0~2.0mL | 採取容器 | T6 |
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保存条件 | 冷蔵 | 所要日数 | 9~15 |
検査方法 | Bergey's Manual、他に基づく同定法 | 基準値 | |
実施料 | 180点 | 判断料 | 微生物学的検査(150点) |
保険収載名 | 細菌培養同定検査(口腔、気道又は呼吸器からの検体) |
検体取扱・備考
・他の項目との重複依頼は避けてください。
臨床的意義
・マイコプラズマは、培地に発育する最小の生物で、光学顕微鏡では菌体の存在を確認することができませんので、菌の存在を直接確認するには培養法に頼らざるを得ません。
・マイコプラズマ培養の主たる目的は、肺炎マイコプラズマ:マイコプラズマ・ニューモニエ(Mycoplasma pneumoniae)を検出することにあります。
・マイコプラズマ・ニューモニエは、ヒトにマイコプラズマ肺炎を起こします。不顕性感染の場合もありますが、10日~2週間の潜伏期の後、気管支炎や肺炎を起こし、発熱のほか、夜間睡眠障害を起こすほど激しい頑固な咳が長期間にわたって続くのが特徴です。
・飛沫感染によりヒト-ヒト感染を起こし、小流行を見る場合があります。
・マイコプラズマ培養は、マイコプラズマ肺炎の最も確実な確定診断となりますが、培養が煩雑なうえ長期間を要するため、早期診断には不向きです。
異常値を示す主な疾患・状態
マイコプラズマ肺炎