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抗酸菌 分離培養 【小川培地法】
primary isolation of mycobacteria
分類 | 微生物学的検査 - 抗酸菌検査 |
検査コード | 3864-000000 |
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JLAC10 | 6B305-0000-099-746-11 |
検体量 | 喀痰など | 採取容器 | T1 T6 U2 |
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保存条件 | 冷蔵 | 所要日数 | 30~60 |
検査方法 | 小川培地法 | 基準値 | |
実施料 | 209点 | 判断料 | 微生物学的検査(150点) |
保険収載名 | 抗酸菌分離培養(それ以外のもの) |
検体取扱・備考
[出検時の注意]
材料が血液の場合は、S容器またはJ容器に採取してください。
微生物検査の検体採取および保存・輸送方法は参考資料をご参照ください。
参考資料
臨床的意義
・本検査は、喀痰などの検体について、抗酸菌の存在を疑う場合に、分離培養して抗酸菌の発育の有無を確認する検査です。検体からの抗酸菌の検出感度は塗抹鏡検より高く、また分離菌を用いて菌種の鑑別・同定や薬剤感受性検査なども行うことができます。
・本検査には、卵をベースとした小川培地を用いる方法と、液体培地を用いる方法(MGIT:酸素感受性蛍光センサー法)とがあります。
・小川培地法では、菌の発育に4~8 週を要するのに対して、液体培地法(MGIT)では菌の発育は迅速で長くて6週程度で検出でき、また、検出感度も小川培地に勝っています。
・ただし、液体培地では、菌量の測定ができないため、小川培地法との併用による検査が奨められています。
異常値を示す主な疾患・状態
・異常所見:抗酸菌感染症
検査値に影響を及ぼす要因
・特になし
保険点数
注 釈 | 抗酸菌分離培養検査は、検体の採取部位が異なる場合であっても、同時に又は一連として検体を採取した場合は、1回のみ所定点数を算定する。 結核患者の退院の可否を判断する目的で、患者の症状を踏まえ頻回に行われる場合においても算定できる。 |
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