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ループスアンチコアグラント
lupus anticoagulant
分類 | 免疫血清学的検査 - 自己免疫関連検査 |
検査コード | 3986-000000 |
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JLAC10 | 5G501-0000-022-311-03 |
検体量 | 血漿 0.5mL | 採取容器 | C |
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保存条件 | 必凍 | 所要日数 | 2~6 |
検査方法 | 希釈ラッセル蛇毒試験法 | 基準値 | 1.2 以下 |
実施料 | 265点 | 判断料 | 免疫学的検査(144点) |
保険収載名 | ループスアンチコアグラント定量 |
検体取扱・備考
[検体取扱い上の注意]
・採血後、速やかに(1時間以内に)常温で1500xg、15分間(または2000xg、10分間)遠心分離し、血漿を凍結保存してください。
・血小板の混入は、測定結果に影響しますのでご注意ください。 抗凝固薬は、測定結果に影響を与える可能性がございます。
臨床的意義
・ループスアンチコアグラントは、リン脂質とプロトロンビンとの複合体に対する自己抗体で、抗リン脂質抗体のひとつです。
・健常者血中には存在せず、抗リン脂質抗体症候群や、自己免疫疾患などで陽性になります。
・循環抗凝血素のひとつで、試験管内では凝固時間は延長しますが、生体内では出血でなく、血栓傾向を示します。
異常値を示す主な疾患・状態
・異常高値:原発性抗リン脂質抗体症候群、全身性エリテマトーデスなどの自己免疫疾患、特発性血小板減少性紫斑病、薬剤性(クロルプロマジン、プロカインアミド、キニジンなど)、習慣性流産
検査値に影響を及ぼす要因
・特になし
保険点数
注 釈 | ループスアンチコアグラント定量及び同定性は、希釈ラッセル蛇毒試験法又はリン脂質中和法により、抗リン脂質抗体症候群の診断を目的として行った場合に限り算定する。 |
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