臨床検査項目の検索結果

Th1/Th2(IFN-γ×IL-4/CD4)

Th1/Th2 

分類 免疫血清学的検査 - リンパ球サブセット

検査コード 5620-000000
JLAC10 5I880-0000-019-662-00 
検体量 全血 3.0mL  採取容器 M2
保存条件 常温  所要日数 3~5 
検査方法 フローサイトメトリー法  基準値    
実施料 0点 判断料 なし 

検体取扱・備考

受付曜日:月~金。休日の前日は受付できません。

[出検時の注意]
採血当日中にご出検ください。
他項目との重複依頼は避けてください。
専用依頼書をあわせてご提出ください。

リンパ球が少ない場合は多めに採血してください。

臨床的意義

・免疫応答の基礎となっているのが、Th1細胞とTh2細胞の細胞バランスです。
・IFN-γなどのサイトカインを分泌するTh1細胞は感染防御とともにマクロファージを活性化します(細胞性免疫)。
・IL-4、IL-5のサイトカインを分泌するTh2細胞はB細胞から抗体を作らせます(液性免疫)。
・通常、両細胞は相互にバランスを保ち免疫応答を制御していますが、このバランスが崩れると種々の疾患が発生するといわれています。
・Th1細胞が過剰になると自己免疫疾患を引き起こし、Th2細胞が過剰になるとカビやダニに対するIgE抗体が産生され、アレルギー疾患が生じます。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常高値:
Th1優位:自己免疫疾患
Th2優位:アレルギー性疾患

検査値に影響を及ぼす要因

・特になし