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BTA

urinary bladder tumor antigen 

分類 腫瘍関連検査 - 腫瘍関連検査

検査コード 5789-000000
JLAC10 5D580-0000-001-116-11 
検体量 尿 2.0mL  採取容器 U1
保存条件 冷蔵  所要日数 3~6 
検査方法 ラテックス凝集法  基準値 (-)    
実施料 腫管 判断料 なし(悪性腫瘍特異物質治療管理料) 
保険収載名 尿中BTA 

検体取扱・備考

受付曜日:月~金。休日の前日は受付できません。

臨床的意義

・BTAは、腫瘍の増殖に伴って分解された、膀胱基底膜成分の断片が尿中に排泄された後、断片同士が結合して形成される蛋白断片の複合体です。
・膀胱癌患者の尿より検出されるため、膀胱癌、特に再発膀胱癌のマーカーとして有用です。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常高値:膀胱癌、特に再発膀胱癌

検査値に影響を及ぼす要因

・血尿、尿路感染、尿路結石、前立腺癌、精液の混入などの要因で偽陽性になる場合あり

保険点数

注 釈 尿中BTAは、膀胱癌であると既に確定診断がされた患者に対して、膀胱癌再発の診断のために行い、当該検査の結果に基づいて計画的な治療管理を行った場合に限り、B001特定疾患治療管理料の「3」の悪性腫瘍特異物質治療管理料「イ」を算定する。
管理料,他 悪性腫瘍特異物質治療管理料