臨床検査項目の検索結果
悪性リンパ腫解析検査(CD45 ゲーティング法)
malignat lymphoma analysis, CD45 gating method
分類 | 免疫血清学的検査 - リンパ球サブセット |
検査コード | 6007-000000 |
---|---|---|---|
JLAC10 |
検体量 | 全血 5.0mL/骨髄液 1.0mL/リンパ節 5mm角以上 | 採取容器 | D M1 |
---|---|---|---|
保存条件 | 全血:常温、骨髄液・リンパ節:冷蔵 | 所要日数 | 2~4 |
検査方法 | フローサイトメトリー法 | 基準値 |
% |
実施料 | 1940点(一連につき) | 判断料 | 血液学的検査(125点) |
保険収載名 | 造血器腫瘍細胞抗原検査(一連につき) |
検体取扱・備考
採取容器 全血:D、骨髄液・リンパ節:M1
受付曜日:月~金。休日の前日は受付できません。
[出検時の注意]
採血当日中にご出検ください。
専用依頼書をあわせてご提出ください。
実施項目は参考資料をご覧下さい。
6008、6009、6010はオプション項目です。
参考資料
臨床的意義
・白血病や悪性リンパ腫などの造血器腫瘍の診断には、光学顕微鏡で血液塗抹標本における細胞の形態観察をする形態学的診断と、細胞表面マーカー検査による免疫表現型病型診断および染色体/遺伝子検査による核型診断/遺伝子診断の三者が不可欠です。
・特にフローサイトメトリーを用いた細胞表面マーカー検査(急性白血病解析検査、悪性リンパ腫解析検査および多発性骨髄腫解析検査と細胞質内免疫グロブリンκ鎖・λ鎖)とそのオプション検査である細胞質内抗原検索(細胞質内検査cyMPO・cyCD79a・cyCD3 および細胞質内免疫グロブリン)は、迅速・簡便に造血器腫瘍の細胞帰属や分化系段階を判定することが可能であり、造血器腫瘍などの免疫学的マーカー診断として極めて重要な検査となっています。
異常値を示す主な疾患・状態
・異常所見:悪性リンパ腫、慢性リンパ性白血病
検査値に影響を及ぼす要因
・特になし
保険点数
注 釈 | 造血器腫瘍細胞抗原検査について ア.モノクローナル抗体を用いて、白血病細胞又は悪性リンパ腫細胞の表面抗原又は細胞内抗原の検索を実施して病型分類を行った場合に算定できる。 イ.対象疾病は白血病、悪性リンパ腫等である。 ウ.検査に用いられるモノクローナル抗体は、医薬品として承認されたものであり、検査に当たって用いたモノクローナル抗体の種類、回数にかかわらず、一連として所定点数を算定する。 |
---|