臨床検査項目の検索結果
BNP(ヒト脳性ナトリウム利尿ペプチド)
human brain natriuretic peptide
分類 | 内分泌学的検査 - その他 |
検査コード | 6011-000000 |
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JLAC10 | 4Z271-0000-022-051-01 |
検体量 | 血漿 0.4mL | 採取容器 | E1 |
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保存条件 | 凍結 | 所要日数 | 1~3 |
検査方法 | CLIA法 | 基準値 |
18.4 以下
pg/mL |
実施料 | 130点 | 判断料 | 生化学的検査(Ⅱ)(144点) |
保険収載名 | 脳性Na利尿ペプチド(BNP) |
検体取扱・備考
注)関東圏・東海圏・中四国圏・九州圏(沖縄圏を除く)では、コード:6825にて受託しております。
溶血により低値傾向を示します。
臨床的意義
・BNPは、主に心室から分泌されるホルモンです。
・利尿作用、血管弛緩、レニン・アルドステロン分泌抑制、循環血漿量減少、血管平滑筋、心筋の肥大や増殖の抑制作用をを有しています。
・心室・心房への負荷に対して合成・分泌して、負荷を軽減させて心臓のポンプ機能を改善し、循環を維持します。
・ 健常者のBNPは極めて低値ですが、心室負荷や心筋肥大、心筋虚血などにより高値となります。
異常値を示す主な疾患・状態
・異常高値:慢性心不全、慢性腎不全、本態性高血圧症、心筋症、心肥大、急性心筋梗塞
検査値に影響を及ぼす要因
・体液量に影響を及ぼす薬剤(利尿剤など)、食塩摂取量などの影響を受ける
保険点数
注 釈 | ア 脳性Na利尿ペプチド(BNP)は、心不全の診断又は病態把握のために実施した場合に月1回に限り算定する。 イ 脳性Na利尿ペプチド(BNP)、脳性Na利尿ペプチド前駆体N端フラグメント(NT-proBNP)及び心房性Na利尿ペプチド(ANP)のうち2項目以上をいずれかの検査を行った日から起算して1週間以内に併せて実施した場合は、主たるもの1つに限り算定する。 ウ 脳性Na利尿ペプチド(BNP)、脳性Na利尿ペプチド前駆体N端フラグメント(NT-proBNP)及び心房性Na利尿ペプチド(ANP)のうち2項目以上を実施した場合は、各々の検査の実施日を「摘要」欄に記載する。 |
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包括など | 生化学的検査(II)〔内分泌学的検査〕包括 |
管理料,他 | 慢性維持透析患者外来医学管理料 |