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E2(エストラジオール)
estradiol, serum
分類 | 内分泌学的検査 - 性腺・胎盤機能検査 |
検査コード | 6192-000000 |
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JLAC10 | 4F025-0000-023-053-01 |
検体量 | 血清 0.5mL | 採取容器 | A1 |
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保存条件 | 冷蔵 | 所要日数 | 1~3 |
検査方法 | ECLIA法 | 基準値 | 基準値関連 |
実施料 | 167点 | 判断料 | 生化学的検査(Ⅱ)(144点) |
保険収載名 | エストラジオール(E2) |
検体取扱・備考
[出検時の注意]
検査依頼書に性別(性周期または妊娠週数)を明記してください。
負荷試験の場合は負荷時間を明記してください。
[検体採取上の注意]
ビオチンを1日5mg以上投与している患者からの採血は、投与後少なくとも8時間以上経過してから実施してください。
臨床的意義
・ E2は、生体内で産生される女性ホルモン(エストロゲン)の内最も生理活性の高い物質です。
・その血中濃度は、性差、個人差、年齢別変動、月経周期の時期による変動が著しいです。
異常値を示す主な疾患・状態
・異常高値:エストロゲン産生腫瘍、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)、先天性副腎過形成、多胎妊娠、肝疾患(男性)
・異常低値:卵巣機能不全、卵巣低形成(無形成)、早発卵巣不全(POF)、閉経、低ゴナドトロピン症(Sheehan 症候群、Simmmonds 症候群)、Chiari-Frommel 症候群、神経性食欲不振症、胎盤サルファターゼ欠損症、胎盤機能不全
検査値に影響を及ぼす要因
・不妊治療などのため、排卵誘発・卵巣刺激を行っている場合、著しい高値傾向を示します。
・閉経後乳癌治療剤として用いられるフルベストラントの影響により、高値傾向になる可能性があります。
保険点数
注 釈 | エストロゲン半定量又は定量については、エストリオール(E3)又はエストラジオール(E2)と同時に実施した場合は算定できない。 |
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包括など | 生化学的検査(II)〔内分泌学的検査〕包括 性腺負荷試験 |