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便ヘモグロビン&トランスフェリン定性 【金コロイド比色法】
stool hemoglobin and transferin qualification, gold colloid method
分類 | 一般検査 - 糞便検査 |
検査コード | 6774-000000 |
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JLAC10 | 1B042-1301-015-195-11 |
検体量 | 糞便 | 採取容器 | K10 |
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保存条件 | 冷蔵 | 所要日数 | 2~4 |
検査方法 | 金コロイド比色法 | 基準値 | (-) |
実施料 | 56点 | 判断料 | 尿・糞便等検査(34点) |
保険収載名 | 糞便中ヘモグロビン及びトランスフェリン定性・定量 |
検体取扱・備考
検体の採取方法については、各専用容器の添付説明書をご参照ください。
[便検体採取上の一般的注意]
検査に用いる便には、一般的に新鮮便が望まれます。
出血状態、採便部位の違いなど検査結果の変動要因がありますので、2日間もしくは3日間の連続検査の実施が望まれます。
臨床的意義
・トランスフェリンは、血中濃度がHb の約1~2%とごく微量ですが、安定性が高く、便中の細菌等の影響を最も受けにくいといわれていますので、便秘がちの方に有用です。
・トランスフェリンの測定は単独で行われることは無く、ヘモグロビンと同時に測定することによって、偽陰性の回避に有効と考えられています。
異常値を示す主な疾患・状態
・異常値:大腸癌、大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎、Crohn 病、大腸潰瘍、急性大腸炎、腸閉塞、寄生虫感染、細菌性大腸炎、原虫感染など
検査値に影響を及ぼす要因
・便器洗浄剤が混入した場合、偽陰性