臨床検査項目の検索結果
NT-proBNP(ヒト脳性ナトリウム利尿ペプチド前駆体N端フラグメント)
N-terminal pro-brain natriuretic peptide
分類 | 内分泌学的検査 - その他 |
検査コード | 6983-000000 |
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JLAC10 | 4Z272-0000-023-053-01 |
検体量 | 血清 0.5mL | 採取容器 | A1 |
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保存条件 | 冷蔵 | 所要日数 | 1~3 |
検査方法 | ECLIA法 | 基準値 |
125 以下 (心不全除外診断のカットオフ値) pg/mL |
実施料 | 136点 | 判断料 | 生化学的検査(Ⅱ)(144点) |
保険収載名 | 脳性Na利尿ペプチド前駆体N端フラグメント(NT-proBNP) |
臨床的意義
・NT-proBNPは、BNPの前駆体proBNPのN末端フラグメントです。
・心筋細胞の負荷増加により、proBNPの産生が促進され、BNPとNT-proBNPに切断されて、血中に分泌されます。
・BNPは利尿作用などの生理活性を有しますが、NT-proBNPは生理活性を有しません。
・NT-proBNPの臨床的意義はBNPと同様です。
・血中における安定性はBNPより良好で、検体として血清を使用できます。
異常値を示す主な疾患・状態
・異常高値:慢性心不全、急性心不全、心筋症、心肥大
検査値に影響を及ぼす要因
・体液量に影響を及ぼす薬剤(利尿剤など)、食塩摂取量などの影響を受ける
保険点数
注 釈 | ア 脳性Na利尿ペプチド前駆体N端フラグメント(NT-proBNP)は、心不全の診断又は病態把握のために実施した場合に月1回に限り算定する。 イ 脳性Na利尿ペプチド前駆体N端フラグメント(NT-proBNP)、脳性Na利尿ペプチド(BNP)及び心房性Na利尿ペプチド(ANP)のうち2項目以上をいずれかの検査を行った日から起算して1週間以内に併せて実施した場合は、主たるもの1つに限り算定する。 ウ 脳性Na利尿ペプチド(BNP)、脳性Na利尿ペプチド前駆体N端フラグメント(NT-proBNP)又は心房性Na利尿ペプチド(ANP)のうち2項目以上を実施した場合は、各々の検査の実施日を摘要欄に記載する。 |
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包括など | 生化学的検査(II)〔内分泌学的検査〕包括 |