臨床検査項目の検索結果
HBVゲノタイプ(EIA法)
HBV genotipe
分類 | 免疫血清学的検査 - 肝炎ウイルス検査 |
検査コード | 7666-000000 |
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JLAC10 | 5F015-1405-023-023-14 |
検体量 | 血清 0.5mL | 採取容器 | A1 |
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保存条件 | 冷蔵 | 所要日数 | 3~11 |
検査方法 | EIA法 | 基準値 | |
実施料 | 340点 | 判断料 | 免疫学的検査(144点) |
保険収載名 | HBVジェノタイプ判定 |
検体取扱・備考
HBs抗原量が少なく、型判定が不可能な場合に、「検出されず」と報告させていただきます。
臨床的意義
・B型肝炎ウイルス(HBV)は、現在、その遺伝子配列の違いにより、A~Hの8つの遺伝子型に分類されています。
・HBVのゲノタイプ分布は世界的に地域特異性がありますが、日本では、A、B、C、D の4種がほとんどを占め、なかでもB、C型が多いといわれており、その他の遺伝子型は極めて稀だといわれています。
・EIA法により、HBVゲノタイプ、A、B、C、D の4 種を型判別します。
・HBVゲノタイプの判別は、B型肝炎の予後予測や治療方法の選択に有用な情報として期待されています。
・B型肝炎訴訟に関して、全国原告団・弁護団と国の間で締結された基本合意書において、一定の場合に、原告がHBVジェノタイプ判定検査およびHBVサブジェノタイプ判定検査の結果を提出することが求められています。
・本検査は、「A」、「B」、「C」等の主要な遺伝子型を判定する検査(HBVジェノタイプ判定検査。平成23年6月28日以降はEIA法によるものに限る。)に該当する検査です。
異常値を示す主な疾患・状態
・異常値:B型肝炎
検査値に影響を及ぼす要因
・HBs抗原量の少ない検体は、判定保留となる場合あり
保険点数
注 釈 | B型肝炎の診断が確定した患者に対して、B型肝炎の治療法の選択の目的で実施した場合に、患者1 人につき1 回に限り算定できる。 |
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包括など | 免疫学的検査〔肝炎ウイルス関連検査〕包括 |