臨床検査項目の検索結果
UGT1A1遺伝子多型解析
UGT1A1 gene polymorphism analysis
分類 | 遺伝子関連検査 - 薬理遺伝学検査 |
検査コード | 9748-000000 |
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JLAC10 | 8C933-9956-019-951-49 |
検体量 | 全血 2.0mL | 採取容器 | E1A |
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保存条件 | 冷蔵 | 所要日数 | 6~11 |
検査方法 | インベーダー法 | 基準値 | |
実施料 | 2004点 | 判断料 | 遺伝子関連・染色体検査(100点) |
保険収載名 | UDPグルクロン酸転移酵素遺伝子多型 |
検体取扱・備考
[留意事項]
・遺伝子検査はコンタミネーションによる影響を受けるため、重複依頼は避けてください。
なお、検体採取後の容器は、開栓しないでください。
・遠心分離はしないでください。
・本検査はUDPグルクロン酸転換酵素の遺伝子多型(UGT1A1*28,*6)を解析します。
(注)検査実施に当たっては、日本臨床検査医学会、日本人類遺伝学会、日本臨床検査標準協議会より提言されている「ファーマコゲノミクス検査の運用指針」をご参照の上ご依頼ください。
臨床的意義
・塩酸イリノテカンは、大腸癌や肺癌など多くの固形癌に対して用いられる抗癌剤であり、UDPグルクロン酸転移酵素(UDP-glucuronosyltransferase:UGT)1A1によって、体外へ排泄されます。しかし、遺伝子多型によりその活性が低下すると副作用が増強することが報告されているため、本検査により治療方針の決定や副作用のモニタリングを補助することが望ましいとされています。
異常値を示す主な疾患・状態
塩酸イリノテカンの投与量等の判断
保険点数
注 釈 | UDPグルクロン酸転移酵素遺伝子多型は、塩酸イリノテカンの投与対象となる患者に対して、その投与量等を判断することを目的として、インベーダー法又はPCR法により測定を行った場合、当該抗悪性腫瘍剤の投与方針の決定までの間に1回を限度として算定する。 |
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