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IgGサブクラスIgG2
IgG subclass IgG2
分類 | 免疫血清学的検査 - 免疫グロブリン |
検査コード | 9783-000000 |
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JLAC10 | 5A056-0000-023-061-01 |
検体量 | 血清 0.5mL | 採取容器 | A1 |
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保存条件 | 冷蔵 | 所要日数 | 3~6 |
検査方法 | 免疫比濁法 | 基準値 |
239~838
mg/dL |
実施料 | 239点 | 判断料 | 免疫学的検査(144点) |
保険収載名 | IgG2(TIA法によるもの) |
臨床的意義
免疫グロブリンIgGは、全免疫グロブリンの2/3以上を占め感染防御の役割を担っています。
IgGはさらにサブクラスIgG1~IgG4に分類され、IgG2の欠損症では反復性中耳炎や気管支炎及び肺炎などの感染症を引き起こすことが知られています。
2015年2月2日付で、日本血液製剤機構の免疫グロブリン製剤「献血ヴェノグロブリンRIH5%静注」の効能・効果に関する使用上の注意に「血清IgG2値80mg/dL未満が継続していること」と言う内容が追加されたため、同製剤の投与には「血清IgG2値が80mg/ dL未満」であることを確認することが必要です。
異常値を示す主な疾患・状態
・異常値:原発性免疫不全、反復性中耳炎、気管支炎、肺炎
検査値に影響を及ぼす要因
・特になし
保険点数
注 釈 | IgG2(TIA法によるもの)及びIgG2(ネフェロメトリー法によるもの)は、原発性免疫不全等を疑う場合に算定する。これらを併せて実施した場合は、「28」のIgG2(TIA法によるもの)により算定する。 |
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