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インスリン抗体
anti-insulin antibody
分類 | 内分泌学的検査 - 膵・消化管機能検査 |
検査コード | 9864-000000 |
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JLAC10 | 5G360-0000-023-007-52 |
検体量 | 血清 0.5mL | 採取容器 | A1 |
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保存条件 | 冷蔵 | 所要日数 | 5~10 |
検査方法 | RIA法 | 基準値 |
0.4 未満
U/mL |
実施料 | 107点 | 判断料 | 免疫学的検査(144点) |
保険収載名 | 抗インスリン抗体 |
検体取扱・備考
・2016年4月1日受付以降の報告は濃度のみとなります。
臨床的意義
・インスリン抗体は、大きく2つに分類されます。
・1つは、単にインスリン抗体と呼ばれ、インスリンを使用している糖尿病患者血中に検出されるインスリンに対する結合抗体です。
・もう1つは、インスリン自己抗体(IAA)とも呼ばれ、インスリンを使用していない人の血中に存在するインスリンと結合する自己抗体です。
・ 本検査では、両者を区別することなく測定するので鑑別することはできません。
異常値を示す主な疾患・状態
・異常高値:
・インスリン抗体:インスリン治療中の糖尿病患者の一部、インスリンアレルギーの一部
・インスリン自己抗体:発症早期1型糖尿病、自己免疫型1型糖尿病の第一度近親者、インスリン自己抗体症候群
検査値に影響を及ぼす要因
・特になし