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IgGサブクラスIgG4

IgG subclass IgG4 

分類 免疫血清学的検査 - 免疫グロブリン

検査コード 6731-000000
JLAC10 5A058-0000-023-062-01 
検体量 血清 0.5mL  採取容器 A1
保存条件 冷蔵  所要日数 3~6 
検査方法 LA(ラテックス凝集比濁)法  基準値 11~121    
mg/dL
実施料 377点 判断料 免疫学的検査(144点) 
保険収載名 IgG4 

臨床的意義

・免疫グロブリンの一つであるIgG は化学的性状や生物学的機能が異なる4 つのサブクラスにより構成されています。そのサブクラスであるIgG4 は血清中総IgG 濃度の3~4%程度を占めています。
・自己免疫性膵炎では通常高γグロブリン血症や高IgG 血症が認められますが、2001 年にHamano らにより硬化性膵炎において、多くの症例で高IgG 血症が認められることが報告され、疾患との関連性が注目されています。特にわが国では自己免疫性膵炎の多くがIgG4 関連硬化性膵炎の病像を呈しているとされており、その判定基準が厚生労働省研究班/日本膵臓学会による「自己免疫性膵炎臨床診断基準2006」にも収載されています。

異常値を示す主な疾患・状態

・自己免疫膵炎

保険点数

注 釈 ネフェロメトリー法による。