臨床検査項目の検索結果
ADAMTS13活性
ADAMTS13 activity
分類 | 血液学的検査 - 凝固・線溶系検査 |
検査コード | 7241-000000 |
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JLAC10 | 2B495-0000-022-023-01 |
検体量 | 血漿 0.2mL | 採取容器 | C |
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保存条件 | 必凍 | 所要日数 | 3~8 |
検査方法 | EIA法 | 基準値 |
0.10 IU/mL 以上(10 % 以上) 血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)の判定基準: 0.10 IU/mL 未満(10 % 未満) |
実施料 | 400点 | 判断料 | 血液学的検査(125点) |
保険収載名 | ADAMTS13活性 |
検体取扱・備考
[検体取扱い上の注意]
・他の項目との重複依頼は避けてください。
・採血後1時間以内に、遠心機の温度設定を18℃~25℃とし、遠心力と遠心時間は1500xgで15分以上または2000xgで10分以上遠心分離し、血漿を凍結してご提出ください。
凍結保存は-40℃以下で、家庭用冷蔵冷凍庫は使用しないでください。
臨床的意義
ADAMTS13は、止血因子であるvon Willebrand因子(VWF)を特異的に切断する酵素であり、VWFが部分的に切断されることによって、正常な止血機能が維持されています。何らかの原因でADAMTS13活性が低下すると、血液中に過剰のVWFが蓄積して、血小板凝集による血栓を起こしやすくなり、血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)を発症するとされています。
ADAMTS13活性が低下する原因としては、ADAMTS13遺伝子異常による「先天性TTP」とADAMTS13インヒビターによる「後天性TTP」があり、後天性TTPは妊娠、SLEなどの膠原病、悪性腫瘍、シクロスポリンなどの薬剤、HIV感染などにより発症し、ADAMTS13に対するインヒビターが産生されるために、ADAMTS13活性が減少します。
異常値を示す主な疾患・状態
血栓性血小板減少性紫斑病
保険点数
注 釈 | ア ADAMTS13活性は、他に原因を認めない血小板減少を示す患者に対して、血栓性血小板減少性紫斑病の診断補助を目的として測定した場合又はその再発を疑い測定した場合に算定できる。 イ 血栓性血小板減少性紫斑病と診断された患者またはその再発が認められた患者に対して、診断した日又は再発を確認した日から起算して1月以内の場合には、1週間に1回に限り別に算定できる。なお、血栓性血小板減少性紫斑病と診断した日付又はその再発を確認した日付を、診療報酬明細書の摘要欄に記載すること。 ウ 血栓性血小板減少性紫斑病に対し、血漿交換療法、免疫抑制療法及びカプラシズマブ製剤による治療を行った際に治療の継続の要否を判定することを目的として測定を行った場合、30日間を超えた場合でも、1週間に1回に限り別に算定できる。なお、その医学的な必要性を診療報酬明細書の摘要欄に記載すること。 |
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