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抗カルジオリピン抗体 IgM

anti-cardiolipin immunoglobulin M 

分類 免疫血清学的検査 - 自己免疫関連検査

検査コード 1136-000000
JLAC10 5G510-0000-023-023-01 
検体量 血清 0.2mL  採取容器 A1
保存条件 冷蔵  所要日数 3~8 
検査方法 EIA法  基準値 20.8 以下    
U/mL
実施料 226点 判断料 免疫学的検査(144点) 
保険収載名 抗カルジオリピン IgM抗体 

臨床的意義

・抗カルジオリピン抗体は、抗リン脂質抗体の一種です。
・リン脂質の一種であるカルジオリピンとカルジオリピンに結合する血漿蛋白に対するIgG抗体またはIgM抗体を測定します。
・臨床的には、IgGクラスの抗カルジオリピン抗体が重要で、SLEの25~50%、関節リウマチの8~30%、進行性全身性硬化症の35%、シェーグレン症候群の8~29%、多発性筋炎/皮膚筋炎の32%と種々の膠原病で陽性を示します。

異常値を示す主な疾患・状態

抗リン脂質抗体症候群、SLE

保険点数

注 釈 抗カルジオリピンIgM抗体は、抗リン脂質抗体症候群の診断を目的として、ELISA法、CLIA法又はFIA法により実施した場合に、一連の治療につき2回に限り算定する。

抗カルジオリピンβ2グリコプロテインⅠ複合体抗体と抗カルジオリピンIgG抗体、抗カルジオリピンIgM抗体、抗β2グリコプロテインⅠIgG抗体又は抗β2グリコプロテインⅠIgM抗体を併せて実施した場合は、主たるもののみ算定する。

抗カルジオリピンIgG抗体、抗カルジオリピンIgM抗体、抗β2グリコプロテインⅠIgG抗体及び抗 β2グリコプロテインⅠIgM抗体を併せて実施した場合は、主たるもの3つに限り算定する。