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セロトニン(5-HT)
serotonin (5-hydroxytryptamine)
分類 | 内分泌学的検査 - 副腎髄質機能検査 |
検査コード | 2491-000000 |
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JLAC10 | 4E065-0000-019-204-01 |
検体量 | 全血 1.1mL | 採取容器 | E1 |
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保存条件 | 必凍 | 所要日数 | 6~14 |
検査方法 | HPLC法 | 基準値 |
81.0~262.0
ng/mL |
実施料 | 0点 | 判断料 | なし |
検体取扱・備考
[留意事項]
・他の項目との重複依頼は避けてください。
・全血のまま凍結保存してください。
臨床的意義
セロトニンは、インドールアミンの一種で、血管や気管支などの平滑筋収縮、消化管の機能調節、血小板凝集作用など多彩な作用を示すほか、中枢神経系では神経伝達物質としての役割を有しています。
セロトニンは代謝されて主に5-HIAAとなり尿中に排泄されるため、同時に測定することで、末梢のセロトニンの動態及び病態を知ることができます。
異常値を示す主な疾患・状態
カルチノイド、片頭痛、脳性麻痺、ダンピング症候群、フェニルケトン尿症